難点は給料が安いこと


私の姉は専業主婦でした。子どもは一人で男の子なのですが、本当にお母さん子で自分が学校から帰宅した時に家にお母さんがいないのが嫌だからといって、働きに出て欲しくないと言われていたのです。しかし、小学校四年生になり、学校から帰ってきたらほとんど毎日友達と遊びに出かけるようになりました。それからは、少し成長したのか、働きに出てもいいよと言ってくれたのだそうです。

私の姉は専業主婦として長年家庭に入っていましたが、実のところ、家でじっとしているよりも外に出て働きたい人でした。偶然にも、家から歩いて三分と掛からないスーパーの事務員のパートの募集をしていて、そこで働くようになりました。久しぶりの仕事とあってとても楽しそうでした。同じ事務員として働いている人は姉ともう一人しかいないのですが、お互いに子供を持つ主婦なのだそうです。基本的には一人で業務をこなすらしく、一人が出勤しているときは一人は休みになります。その休みもお互いが相談して決めていく仕組みらしく、やりやすい職場だったようです。きらきらしてキレイになったのは、働きに出たせいかなと感じました。

また、見ていてうらやましく思うのは、出勤時間は決まっているものの、その日の業務内容を終了したら、就業時間よりも早くても帰宅できるところでした。基本は午後二時と決められていたのですが、姉はほとんどの場合お昼前には帰宅していました。早く帰宅できるので、家事をする時間も十分にあります。ただ、就業時間までいないので、思いのほか給料が安いというのが難点のようです。